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Hell at Home 楽曲注解

2009年07月08日 01:36

注解というと大げさですが、楽曲紹介です。
サニー・ランドレスは本当に丁寧に曲を作る人で、歌詞も実にすばらしい、
読む楽しみに溢れたものが多いです。そういう楽曲を紹介していきたいと思います。
国内版は殆ど出ていないので、サニーの音楽をもっと楽しむ一助になれば幸いです。
なお、歌詞は僕の解釈で訳しています。英語詩はこちらでも見れます。

今回はアルバム『The road we're on』から「Hell at Home」を。
オープンAチューニングです。



<歌詞全訳 by さとぅ>
僕が電話をかけた時、彼女のお父さんの家では呼び鈴が鳴っていた。
電話に出るのと言えばお父さんだけ、だから彼に何が起きてるか話したんだ。

「お父さん、僕はあなたの娘さんを愛してます。でも、もう彼女とはやっていけない
お父さん、僕は娘さんを愛しています。でも、もうやっていけないんです。
まじで、僕が話していることは本当なんです、
彼女が家で僕にくれたものといえば、地獄だけだったんですよ」

「いや、お父さん、彼女は弱ってなんかいません。寧ろ、前より強くなってる。
いやいやお父さん、彼女は風邪なんか引いてませんて。前よりたくましくなってます。
今や彼女は体調万全、それで家は地獄絵図です」

「僕はあなたの気まぐれな天使に言いましたよ。『荷物をまとめて出て行ってくれ!』
ええ、僕はあなたの気まぐれな天使に言いました。『荷物をまとめて出て行ってくれ!』
それで今、彼女はあなたの家のベルを鳴らしています。
で、今度はお父さん、あなたの家が地獄と化しますよ!」

<付記>
いわゆるブルース進行の曲。
A,D,Eというコード構成においても、また短い歌詞のモチーフを2回繰り返すスタイルにおいても、
ブルース的。ただし、イントロに従来のブルースにはない展開を付け加えて一捻りしてある。
素晴らしいのは、その部分で歌われている歌詞が、この1曲の中の歌詞のストーリーにおいても
まさにイントロとして機能している巧みさ!
嫁の実家に電話をかけている瞬間を歌っており、メインの歌が始まると歌詞世界も
「嫁の父親に対する語りかけ」になっているという念の入り様。
さらに、その父親が受話器を取った瞬間、「僕」にはドアベルが受話器の向こうでなっているのが
聞こえているわけで、つまりもう彼女は父親の家にほぼ着いている。
この状況下で、彼女の恐ろしさを急いで訴え、叶うなら逃げてくれ父さん!的な緊迫感もたまらない。

一方で愛らしい曲調と、アコースティックなサウンド(スタジオ版ね)、
優しいサニーのボーカルがある種の微笑ましさを醸し出している。
この丁寧な曲作りにため息、の1曲です。



コメント

  1. blues boy | URL | O5mp8qzk

    友人から回ってきたこのDVDが私の初ランドレスさんでした。

    斬新な素晴らしいスライドプレイに目が釘付けでした。
    ディスクだけでしたのでパッケージのクレジットなどは手元にないので、誰だろう・・・と思ってたら、ぷりんすとんさんのブログで名前を知った次第です。

  2. さとぅ | URL | -

    初心わするほにゃらら

    クロスロードDVD、サニーさんの曲があと5曲位増えてれば
    喜んで買うんですが、まあありえないでしょうね。

    サニーさんは歌詞も本当に素晴らしいので、少しずつ紹介していきたいと思います。

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