僕が最近買った教則本はというと、Ted Greene氏の『Chord Chemistry』であります。
この本、pp.17-54までがセクション8:「最重要コードessential chord」のチャートなんですが、
テッドさん曰く「まずはこれらのコードを徐々に、シンプルな要素から順番にテンションを加えつつ、
覚えていきましょう」ちゅうことです。ですが
無理でしょう。

こんなんが約40ページ位あるんです。
本人も「ここのコードの数はかなり馬鹿げてるよねえ」とは書いてますが。
こいつらをある程度習得したら、セクション11に行っていいみたいなんですが
僕はちんたらやってるんで、当分いけそうにありません。化学反応皆無。
勿論、こんな図面ばかりの本ではないです。
でも、この本は良い本だと個人的には思っています。
どこが良いかっちゅうと、トライアドを指板上で把握する一助になってる気がする
からです。教則で有名なトモ藤田さんやら、敬愛するロッベン・フォード氏も
「トライアドには無限の可能性があるよねえ」的なことをのたまっておられるわけで、
個人的にはトライアドの感じられる演奏が出来るようになりたいのですね。
それって結局、単音なのにハーモニーが感じられる演奏、というのと同義かな?
そうなるとビバップになりますかね。いずれにせよ、今年はブルースをベースに
トライアドとハーモニーを追究しよう、と今思い立ちました。てっ適当だあ。
本当はスティーヴ・カーンの教則本について書こうと思っていたんですが。。
ちなみにテッドさんは『Modern Chord Progression』という本も出しています。
タイトルから察するに、「どこで、どのコードを使うか」について語られていると期待
するのですが。米アマゾンのレビューでは「コードケミストリの素晴らしい補完書」とか
書いてあるので、とりあえず注文しておきました。
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